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GREDネット詐欺レポート(2022年2月)

セキュアブレインが運用する、無料のウェブセキュリティサービス「gred(グレッド)でチェック(http://check.gred.jp/)」で収集した情報を分析し、「GRED ネット詐欺レポート」としてまとめました。 「gred でチェック」は、インターネットユーザがウェブサイトの安全確認を行うことができる、無料のウェブセキュリティサービスです。確認したいウェブサイトのURL を入力するだけで、セキュアブレインが独自に開発した解析エンジンが短時間で解析し、そのウェブサイトが「安全(Safe)」か「危険(Danger)」を判断します。

gredでチェックが検知する悪質サイト


悪質サイトのカテゴリ
説明
フィッシング本物にそっくりな偽造Webサイトやあたかも普通の商品販売サイトに見えるサイトです。ユーザのIDやパスワードなどの個人情報やクレジットカード情報などを不正に取得します。
ワンクリック詐欺サイト上のボタン等をクリックしただけで、契約が成立したように見せかけて、料金を請求する問題のあるWebサイト。
ボーガスウェア偽ソフトウェア 実際には機能しない、偽物のソフトウェア(ボーガスウェア)を配布して、料金を請求しようとする問題のあるWebサイト。
不正改ざんサイトサイトの脆弱性を突かれ、改ざんなどの攻撃をされてしまった状態になっているサイト。
不正攻撃サイト他のコンピュータに存在する脆弱性を突いて、攻撃を行う事を目的として作成された不正サイト。
その他のマルウェアウイルス、ワーム、スパイウェア以外の不正プログラムです。
GoogleブラックリストGoogleのSafe Browsing API によってコンテンツが悪質の可能性(フィッシング)があると判定されたサイト。

gredでチェックが検知した悪質URLのカテゴリと検知数(2022年2月)

悪質サイトのカテゴリ
検知数
フィッシング
1539
ワンクリック詐欺
109
ボーカスウェア
48
不正改ざんサイト
16
不正攻撃サイト
57
その他のマルウェア
38
Googleブラックリスト
38
合計
1845

3か月間の推移


悪質URL3か月の推移


総評


今月は先月に比して検知数は減少しています。中国が春節の時期であったので、それが影響している可能性があります。検知されたフィッシングサイトのブランドの傾向は大手ECサイトを筆頭に今までと変わらず多く確認されています。そしてフリマサービス、各社WEBメール、仮想通貨、電子決済も引き続き確認されています。3回目のワクチン接種やまん延防止等の影響から、再びワクチンナビや給付金のフィッシングサイトが出回り始めています。注意が必要です。

ワクチンナビの詐欺サイト

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