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セキュアブレイン、Androidアプリ静的解析ライブラリをオープンソースとして公開

このプレスリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2012年10月31日

報道関係各位

セキュアブレイン、Androidアプリ静的解析ライブラリをオープンソースとして公開

  株式会社セキュアブレイン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:成田 明彦、以下「セキュアブレイン」)は、Androidアプリの静的解析ライブラリを、オープンソースとして公開しました。本ライブラリは、Rubyのライブラリ(gem)形式で配布されます。

 セキュアブレインは、Androidアプリを解析するためのツールとして、Rubyで作成した Androidアプリの静的解析ライブラリを開発しました。本ライブラリは、マニフェストファイルの解析、実行ファイルの解析など、Androidアプリの解析機能を提供します。Androidのアプリを解析するツールとしては、Pythonで作られたツールは複数ありますが、Rubyで作られたものは少数しかなく、また、Android SDKのインストールを要するといった外部環境への依存問題がありました。本ライブラリは、Android SDKを必要とせず、外部環境への依存がありません。

 セキュアブレインは、本ライブラリをオープンソースとして公開することにより、Androidアプリの解析・分析に関わるコミュニティに対して貢献したいと考えています。また、多くの方に使用して頂き、フィードバックを頂くことにより、提供するライブラリ自体の品質向上も期待しています。

■Androidアプリ静的解析ライブラリの主な機能

●Apkファイル内のファイル解析
・ファイル名によるファイルの検索
・データ列(ファイルマジックナンバーなど)によるファイルの検索

●マニフェストファイル(AndroidManifest.xml)の解析
・バイナリXMLの可読化
・使用パーミッションの抽出
・コンポーネントおよびintent-filterの抽出

●リソースファイル(resources.arsc)の解析
・リソース文字列の抽出

●実行ファイル(dex)の解析
・クラス、メソッド、フィールドの抽出
・文字列テーブルの抽出

■セキュアブレインAndroidアプリ静的解析ライブラリ概要

【入手先】
ソースURL: https://github.com/securebrain/ruby_apk

【公開ライセンス】
MITライセンス

【必要環境】
Ruby 1.9以上

以上

PDFアイコンニュースリリース印刷用 (PDF 72KB)

セキュアブレインについて

株式会社セキュアブレインは、インターネット上の脅威が多様化する中、全てのインターネットユーザに安心を届ける、セキュリティ のスペシャリストチームとして、「より快適で安心できるネットワーク社会を実現するために、一歩進んだ技術で貢献する」というビジョンのもと、フィッシング対策ソリューション「PhishWallサーバ」、「gredセキュリティサービス」をはじめとした、信頼性の高いセキュリティ情報と高品質なセキュ リティ製品・サービスを提供する、日本発のセキュリティの専門企業です。詳細は、https://www.securebrain.co.jp をご覧ください。

本件に関する報道関係者さまからのお問い合わせ先

株式会社セキュアブレイン 担当:丸山 芳生(まるやま よしお)
info@securebrain.co.jp
電話:03-3234-3001、FAX:03-3234-3002  〒102-0083 東京都千代田区麹町2-6-7麹町RKビル4F