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日立情報システムズとセキュアブレインがフィッシング詐欺対策ソリューションの提供で協業

このプレスリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2007年5月16日

報道関係各位

株式会社日立情報システムズ
株式会社セキュアブレイン

日立情報システムズとセキュアブレインがフィッシング詐欺対策ソリューションの提供で協業
―企業のWebサイトのユーザをフィッシング詐欺から保護―

 株式会社日立情報システムズ(執行役社長:原 巖、本社:東京都品川区大崎、以下「日立情報」)と株式会社セキュアブレイン(代表取締役社長 兼 CEO:成田 明彦、本社:東京都千代田区、以下「セキュアブレイン」)は、Webサイトのユーザをフィッシング詐欺(注1)から守るソリューション「PhishWallR サーバ(フィッシュウォールサーバ)EX認証」の提供で協業を開始します。
 ユーザがアクセスしているWebサイトが本物であることを容易に確認できるセキュアブレインのソリューション「PhishWallサーバ EX認証」の販売・導入支援サービスを、日立情報とセキュアブレインが共同で、主に金融機関向けに展開します。
 (注1)フィッシング詐欺:金融機関などを装った電子メールを送ることにより、ユーザを偽のWebサイトに誘導して、氏名や口座番号などの個人情報を詐取する行為

従来、各企業では、社内の情報資産を保護することを目的に様々なセキュリティ対策(不正侵入防止、ウイルス防御、情報漏えい防止、検疫など)を施してきました。しかし、インターネットを通じてビジネスを行う企業の顧客を狙ったフィッシング詐欺のような全く新しい脅威に対して、企業では自社を守るだけでなく、自社の顧客を守ることも重要な経営課題となってきました。

 日立情報では、これまでセキュリティソリューション「SHIELD」により、セキュリティシステムのコンサルテーションから構築・運用までワンストップで提供してきました。今回の協業により、日立情報では企業だけでなく、企業の顧客も保護するソリューションを提供します。

<「PhishWallサーバEX認証」のシステム構成>

PhishWallサーバEX認証顧客Webサイト側に設置する認証サーバです。顧客の既存のWebサーバに認証ファイルをセットすることで「PhishWallサーバ」として稼動します。「PhishWallクライアント」と相互に認証を行い、ユーザに対して正規のWebサイトであることを示します。
PhishWallクライアントセキュアブレインが無償でユーザに配布するWebブラウザのツールです。クライアントPCに導入すると、ツールバーとして表示されます。
「PhishWallサーバ EX認証」システムイメージ
PhishWallイメージ
<「PhishWallサーバ EX認証」の特長>

■Webサイトの真正性を確実・容易に証明
認証ファイル、URLとIPアドレスの確認で、Webサイトの真正性を確実に証明します。また、Webサイトを訪問した顧客は、ブラウザのシグナル表示で、そのサイトが本物であることを一目で確認できます。

■専用サーバが不要で導入が容易
チャレンジ/レスポンス認証(注2)を応用したセキュアブレイン開発の認証ファイルを既存のWebサーバに配置するだけで、利用可能です。
 (注2)文字列に特殊な処理を施し、通信途中にパスワードなどが盗聴されるのを防ぐ、ユーザ認証に使われる認証方式

■会社や学校などからのアクセスでも認証可能
HTTP/HTTPSを使用して認証を行うため、プロキシを使用している場合や、ファイアウォールがある場合でも、「PhishWallクライアント」は有効に動作します。

■企業の顧客の手間とコストは不要
PhishWallクライアントは、インストールも利用も無料で、インストール後の設定作業も必要ないため顧客に手間がかかりません。また、すでに約120万ものユーザにご利用頂いています(2007年4月現在、セキュアブレイン調べ)ので、「PhishWallサーバ EX認証」導入の際、ツールの配布等企業にかかるコストや負担も大幅に低減されます。

<販売価格>
 240万円/年~ (「PhishWallサーバ EX認証」のライセンス料金)

<本協業による売上目標>
 今後2年間で20社、2億円の売上(累計)を計画
 (本ソリューションに関連する日立情報の売上目標)

<株式会社日立情報システムズについて>
 日立情報システムズは、パッケージを活用したシステムの設計・開発からネットワーク/セキュリティの構築・運用、データセンタによるシステム運用まで、一貫したソリューションの提供を強みとするITサービス企業です。1959年の創立以来、自治体・金融機関・製造業・流通業など、社会の情報化に関わる幅広い分野で、高信頼のITサービスを提供しています。
 詳細は http://www.hitachijoho.com をご覧ください。

<セキュアブレインについて>
 株式会社セキュアブレインは、インターネット上の様々な脅威からエンドユーザを守る、安全かつ容易に利用できるセキュリティシステムとソフトウェアなどを独自開発し販売することを目的に、成田 明彦(元株式会社シマンテック社長)を中心にインターネットセキュリティ業界で経験を重ねたスペシャリストが参画して2004年10月に設立されました。セキュアブレインは、これら技術・製品をアジア・北米諸国をはじめとしたワールドワイドを市場に展開することを見据えた『日本から発信する』セキュリティソリューションカンパニーです。
 詳細は https://www.securebrain.co.jp をご覧ください。

<お客さまからのお問合せ先>
日立情報システムズ 商品問い合わせセンタ FainDesk(ファインデスク)
お問い合わせWebフォーム: http://www.hitachijoho.com/solution/form/faindesk.html

<報道機関のお問合せ先>
株式会社日立情報システムズ
CSR本部コーポレート・コミュニケーション部広報・IRグループ 松林、赤川
Tel: 03-5435-5002
E-mail: press@hitachijoho.com

株式会社セキュアブレイン
広報担当:金井 裕美(かない ひろみ)
Tel: 03-3234-3001
E-mail: hiromi_kanai@securebrain.co.jp

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